令和3年度【地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する避難施設等への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】舞鶴東体育館防災機能強化事業【舞鶴市】
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光
[13.5 kW] - (付帯設備)蓄電池
[16.4 kWh] - (省エネ等)高効率照明(街路灯含む)
事業内容
本施設(体育館)の主要な照明器具は従前は水銀灯系の電力消費の大きなものが主となっており、これを高効率なLED照明に置き換えることで、大幅に使用電力量を抑制することが可能となった。また、太陽光発電設備を導入することで日中は系統からの買電電力量を抑制し、発電で余った電力は蓄電池に充電し夜間放電することで太陽光発電による再生可能エネルギーを有効に利用することが可能となっている。今回導入する設備は平常時に温室効果ガスを削減すると同時に、再生可能エネルギーにより災害時にも施設を稼働させることが可能となり、避難所としての機能を維持することができる。
設備の概要
・太陽光発電設備導入:太陽光発電設備(モジュール:13.5kW、パワコン:11.1kW、蓄電池:16.4kWh)と充放電設備
・高効率照明器具導入:高効率照明器具(高天井用:56台)
【導入設備の平時の役割】
・太陽光発電設備を設置し、自家消費することで年間を通してCO2排出抑制を実現し、発電量が十分な時に充電し、
不足するときは蓄電池設備により補いまた夜間にも放電することで再生可能エネルギーとしての電力を安定的に有効活用することができる。
・高効率照明器具は既存の水銀灯と比較すると1本あたり580Wから228W等と約60%削減でき、必要なところに必要な照度を
確保することが可能となり、足元の安全性と省エネ性能の両立を実現した。
【導入設備の災害時の役割】
・外部からの電力供給が断たれた場合も、避難所となる部屋では照明を利用することが可能となる。また特定のコンセントを避難者に開放することで、
通信機器が利用が可能となり、避難住民に必要な情報提供を行い不安を軽減できる。
・蓄電池設備(定置型)で確実に電力を供給しつつ、付帯設備である充放電設備を導入し、市が所有している車両型蓄電池を有効活用することで、
更なる防災時の電源供給強化と不安の軽減を図る。
- CO2削減効果(見込み)
- 26.9 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 19,390,000 円
- 補助金額
- 8,844,000 円
- 完成年月
- 令和4年2月(2022年2月)
- 事業期間
- 令和3年11月(2021年11月)~令和4年2月(2022年2月)
施設の概要
- (名称)
- 舞鶴東体育館
- (建物の種類)
-
体育館等スポーツ施設
- (防災上の位置づけ・機能)
-
避難施設
- (所在地)
- 京都府舞鶴市北吸1054
担当窓口
オムロンソーシアルソリューションズ株式会社(舞鶴市)
電話:080-8941-4156
E-MAIL:Kento.Yoshimori@omron.com
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