令和3年度【地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する避難施設等への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】「山口市スマートエネルギー活用事業」(小郡総合支所)自立電源設備導入事業【山口市】
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光
[72.2 kW] - (付帯設備)蓄電池
[9.8 kWh]
事業内容
太陽光発電設備及び蓄電池を導入する(オンサイトPPA方式)ことで、再生可能エネルギー利用によるCO2排出量削減と同時に、災害・停電時には特定負荷系統への電力供給を行なうことで防災拠点・避難所としての事業継続性の向上を図った。本件事業導入後の成果を評価し、山口市内にて避難所指定されている小中学校等への水平展開を視野に入れている。
設備の概要
太陽光発電設備(モジュール:72.2kW、パワコン:45.2kW、蓄電池:9.8kWh)
【導入設備の平時の役割】
・施設全体へ太陽光発電による再生可能エネルギー・電力を供給し、電力会社より調達・購入する電力を軽減し温室効果ガス排出抑制を行なう。
・また、公共施設の屋根に太陽光発電設備を設置することで、再生可能エネルギーや環境問題が地域住民にとってより身近な存在になり、地域全体の意識醸成も図る。
・蓄電池は夜間に放電利用・昼間は適宜太陽光発電より充電するが、不測の停電時に使用可能な十分な電力量を確保できるような設定とした。また付帯設備として遠隔監視できるシステムを導入し適切な保守管理ができるようにした。
【導入設備の災害時の役割】
・平時において一定量以上充電されている蓄電池および太陽光発電(昼間)より特定負荷系統へ電力供給を行う。
・特定負荷は防災拠点機能として使用する部屋に設定されている土木課作業室内の設備とし、災害時の停電状態おいて特定負荷設備へ電力供給し、災害発生時の防災拠点としての運用を可能にする。
- CO2削減効果(見込み)
- 50.9 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 16,450,000 円
- 補助金額
- 8,139,000 円
- 完成年月
- 令和4年1月(2022年1月)
- 事業期間
- 令和3年9月(2021年9月)~令和4年1月(2022年1月)
施設の概要
- (名称)
- 小郡総合支所
- (建物の種類)
-
庁舎・行政機関施設
- (防災上の位置づけ・機能)
- 小郡総合支所 : 防災拠点
- (所在地)
- 山口県山口市小郡下郷609番地1
担当窓口
NTTアノードエナジー株式会社(山口市) グリーンソリューション本部 第一グリーンソリューション部
電話:03-5444-5827
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