平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】指定避難所・綺羅乃湯における低炭素化自立分散型エネルギー設備導入推進事業
再生可能エネルギー設備
- (省エネルギー設備)高効率照明機器
断熱材等
[56 W] - コージェネレーションシステム
[25 kW]
事業内容
綺羅乃湯は、ニセコ町民や観光客の日帰り温泉及びコミュニティ施設であると同時に、災害時の避難施設、温浴施設として重要度の高い施設である。本事業では、施設に対して断熱性能の向上を図るための改修や高効率機器を導入することよって、平時の温室効果ガス排出量の削減と指定避難所としての機能強化を同時に実現した。
設備の概要
①高効率照明の導入、照明のLED化
②断熱性能の高い内窓への改修
③LPGコジェネレーションの導入
④排湯熱を利用するため熱交換器の導入
【導入設備の平時の役割】
・平時には高効率照明、断熱性能の高い内窓によって、エネルギー使用量を削減するとともに、
LPGコジェネレーションと熱交換器を導入したことによって、重油ボイラーの焚き減らしと購入電力量が削減され、
温室効果ガス排出量の削減につながっている。
【導入設備の災害時の役割】
・災害時には停電対応型のコジェネレーションが起動し、25kWの電力、熱を供給。
これにより綺羅乃湯のすべてのLED照明、冷蔵庫、通信機器の電力供給が可能となる。
これに加えて、高効率照明や内窓・熱交換器を導入したことによって、エネルギー使用量を抑えることができ、
非常用発電を併用すればシャワーの利用が可能となった。
- CO2削減効果(見込み)
- 22.80 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 72,914,000 円
- 補助金額
- 54,337,000 円
- 完成年月
- 令和2年2月(2020年2月)
- 事業期間
- 令和元年6月(2019年6月)~令和2年2月(2020年2月)
施設の概要
- (名称)
- 綺麗乃湯
- (建物の種類)
-
入浴施設
- (防災上の位置づけ・機能)
-
避難施設
- (所在地)
- 北海道虻田郡ニセコ町字中央通33
担当窓口
ニセコ町 企画環境課モデル都市推進係
電話:0136-44-2121
E-MAIL:kankyo-e@town.niseko.lg.jp
URL:https://www.town.niseko.lg.jp/