平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】紀美野町立神野保育所太陽光発電・空調設備工事
再生可能エネルギー設備
- (発電)太陽光
[10.1 kW] - (付帯設備)蓄電池
[16.2 kWh] - 自立型GHP
[4.5 kW]
事業内容
当施設は災害時には主に妊産婦や乳幼児、高齢者を受け入れ、復旧までの宿泊・給仕等を想定している。平成30年台風21号により約2週間の停電を経験した地域であり、今後同様の災害により停電が起こった時も電気の復旧に時間を要する事が予想され、日常業務であるこども園や福祉避難所としての機能を発揮できる体制をとる為に、太陽光発電設備と蓄電システムの設置、空調設備は自立運転機能付きGHP空調設備とする事により、エネルギー分散型で災害に強く且つ温室効果ガス排出を抑制できる施設とした。
設備の概要
・太陽電池(10.1kW)・蓄電池(16.2kWh)
・自立運転機能付きGHP空調設備 室外機2台(冷房能力56kW、暖房能力63kW、発電能力4.5kW(空調使用時2kW))、
室内機13台
【導入設備の平時の役割】
・太陽光発電:系統連系運転を行い、太陽光発電設備からのエネルギーをこども園へ供給する。
蓄電池からのエネルギーは時間帯や天候で発電量が不足する場合に利用することにより再生可能エネルギー活用により
CO2排出削減を図る。
・自立運転機能付GHP空調:高効率で、暖房効果の高い空調を行う。
【導入設備の災害時の役割】
・太陽光発電:保育室等の照明・換気扇等の電力を供給。
・自立運転機能付GHP空調:事務室、保育室の一部、遊戯室の空調を自立運転により稼働。
更に発電機能により室外機1台につき2kWまでの電力を施設に供給する。
(事務室のテレビ・プリンター、給食室の電子レンジ等)
- CO2削減効果(見込み)
- 6.11 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 61,977,300 円
- 補助金額
- 31,738,000 円
- 完成年月
- 令和2年1月(2020年1月)
- 事業期間
- 令和元年7月(2019年7月)~令和2年1月(2020年1月)
施設の概要
- (名称)
- 紀美野町立こうのこども園
- (建物の種類)
-
学校等文教施設
- (防災上の位置づけ・機能)
-
避難施設
- (所在地)
- 和歌山県海草郡紀美野町神野市場216番地
担当窓口
紀美野町 保健福祉課
電話:073-489-9960
URL:http://www.town.kimino.wakayama.jp/