平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】白糠消防庁舎 防災・減災再生可能エネルギーシステム導入事業

再生可能エネルギー設備

白糠消防庁舎

  • (発電)太陽光
    [26.2 kW]
  • (熱供給)地中熱
    [213 kW]
  • (付帯設備)蓄電池
    [28.0 kWh]

事業内容

地域防災拠点として令和元年度に建設した「白糠消防庁舎」に地中熱利用の空調・融雪システム「地中熱ヒートポンプシステム」と、「太陽光発電及び蓄電池」を導入した。これらの取組みは町内では二酸化炭素排出量の大幅削減の先導的な事例となり、地域防災拠点における災害時の再生可能エネルギーシステム稼働が災害発生時における大きな役割を果たす。

設備の概要

太陽光発電設備(モジュール:26.2kW、蓄電池:28.0kWh)
地中熱利用冷暖房設備(ボアホール:100m×52本、ヒートポンプ:88.8kW、31.5kW、50.0kW、43.4kW)

【導入設備の平時の役割】
・24時間365日消防、防災のため稼働する本施設における本整備設備は、
 平時に冷暖房、照明を含む電力消費の負荷平準化と二酸化炭素排出削減に寄与する。
・本町の先進事例として町内外への周知活動をはじめ町内企業への普及啓発のために庁舎ロビーへの削減状況の展示。
・本補助事業紹介を広報誌並びにホームページ、SNS等の掲載と共に施設見学等を行う。

【導入設備の災害時の役割】
・先の北海道胆振東部地震において発生した大規模停電「ブラックアウト現象」の教訓もあり、
 避難者の情報取集ツールとなるテレビ、ラジオ、スマートフォン等の充電のほか、
 災害備蓄品である食糧給食時や衛生のためのお湯を沸かすための非常用電力供給
 並びにヒートポンプ稼働用電力も非常用発動発電機と太陽光発電(蓄電池)を併用し防災拠点としての機能に寄与する。

CO2削減効果(見込み)
77.00 [t-CO2/年]
総事業費
323,840,000 円
補助金額
242,485,000 円
完成年月
令和2年1月(2020年1月)
事業期間
令和元年6月(2019年6月)~令和2年1月(2020年1月)

施設の概要

(名称)
白糠消防庁舎
(建物の種類)
消防本部・消防署等
(防災上の位置づけ・機能)
防災拠点
避難施設
(所在地)
北海道白糠郡白糠町西1条北4丁目2番地1

担当窓口

白糠町 企画総務部地域防災課
電話:01547-2-2171
URL:http://www.town.shiranuka.hokkaido.jp/