平成30年度補正【地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】錦江町木質バイオマス資源利活用事業

再生可能エネルギー設備

錦江町役場田代支所庁舎、錦江町田代保健福祉センター並びに宮前水源地

  • (発電)バイオマス
    [45 kW]

事業内容

防災・減災のために地域の森林資源(木質チップ)を燃料とした熱電併給施設を錦江町役場田代支所敷地内に設置し、平常時のみならず非常時(震災及び大規模災害発生時)にも避難所(田代保健福祉センター)防災拠点施設(錦江町役場田代支所庁舎)及び水源地(宮前水源地)に電力を供給し拠点施設の機能を確保するとともに、熱利用により避難所への給湯も確保する。地域林業の活性化と二酸化炭素排出削減、エネルギーの地産地消による環境に優しい地域循環型社会の構築を目指す。

設備の概要

小型木質バイオマス熱電供給プラント(電気出力:45kWe、熱出力:102kWth)1基、チップ供給システム(木質切削チップ乾燥機)1基、高圧分岐盤 1基、低圧50kW切換盤 1基、温水供給システム(プレート式熱交換器,温水タンク,加圧ポンプユニット,制御盤)1基 

【導入設備の平時の役割】
・防災・減災のために地域の森林資源を活用し、二酸化炭素も削減する熱電併給施設を
 錦江町役場田代支所に設置することで、地域林業の活性化と環境に優しい循環型社会のモデル施設として普及啓発する。
・平時は役場田代支所、田代保健福祉センター、宮前水源地へ電力を供給し、
 発生した熱源を田代保健福祉センターへの給湯と地域農業の生産性向上に活用する。

【導入設備の災害時の役割】
・震災及び大規模災害等発生時に、避難所(田代保健福祉センター)防災拠点施設(錦江町役場田代支所庁舎)
 及び水源地(宮前水源地)に電気を供給し、拠点施設の機能を確保するとともに、
 熱利用により避難所での給湯が確保できるため、避難者や地域住民への給湯、入浴等のサービスができる。

CO2削減効果(見込み)
182.40 [t-CO2/年]
総事業費
204,379,660 円
補助金額
121,802,000 円
完成年月
令和2年1月(2020年1月)
事業期間
令和元年6月(2019年6月)~令和2年1月(2020年1月)

施設の概要

(名称)
錦江町役場田代支所庁舎、錦江町田代保健福祉センター並びに宮前水源地
(建物の種類)
庁舎・行政機関施設
社会福祉施設
(防災上の位置づけ・機能)
防災拠点
避難施設
(所在地)
鹿児島県肝属郡錦江町田代麓827番地1

担当窓口

錦江町 産業建設課
電話:0994-25-2511
URL:https://www.town.kinko.lg.jp/