令和5年度補正【地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業】東部周遊拠点施設(道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」)自立・分散型エネルギー設備等導入事業【国頭村】
再生可能エネルギー設備
東部周遊拠点施設(道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」)

- (発電)太陽光
[61.98 kW] - (付帯設備)蓄電池
[115 kWh]
事業内容
本施設は、地域と自然環境との共生、6次化産業を目指す産学官の研究開発拠点としての機能を有する東部周遊拠点施設である。 本事業は、先進性の高い設備(薄型太陽光パネル・レドックスフロー電池)を導入した実証の事例として、村内のその他公共施設、全国の道の駅への情報共有、技術提供、企業や自治体の視察の受け入れが期待出来る。また、施工の事例として、県内及び全国の工事業者の視察・研修の受け入れも検討する。 三相、単相それぞれ独立のシステムとしており、三相システムは、出力50kW・蓄電容量100kWhで、停電時は、冷凍冷蔵設備等の特定負荷へ蓄電池から放電する。大容量の三相蓄電池は、発火の危険性がなく、長寿命なレドックスフロー電池を導入した。単相システムは、出力4.95kW・蓄電容量15kWhで、停電時は、コンセント等の特定負荷へ蓄電池から放電する。 単相システムには、既設のカーポート屋根上に薄型のフレキシブルモジュールを導入し、日々の発電状況や気候によるパネルへの影響等を検証し、壁面設置等、設置範囲の拡大を検討する。
設備の概要
太陽光発電設備(モジュール:61.98kW、パワコン:54.5kW、蓄電池:115kWh)
【導入設備の平時の役割】
平時は太陽光発電設備で発電した電力を自家消費し、電力使用量の削減、脱炭素の推進を図る。
太陽光パネルを屋根上に設置した事により、遮熱効果が得られ、室内の空調負荷の低減が図れる。
【導入設備の災害時の役割】
太陽光発電設備で発電した電力を優先的に蓄電池へ蓄電し、災害時(停電時)の特定負荷へ放電する設備を整えた。また、本施設は海側の立地が多い県内の道の駅では数少ない津波避難施設であり、様々な災害に対応した形での避難者の受け入れ、避難所として施設の運営・事業継続が出来る体制を構築し、県内における防災と平時活用における道の駅のモデル施設として関係機関と連携しながら準備を進めている。
- CO2削減効果(見込み)
- 49.6 [t-CO2/年]
- 総事業費
- 100,000,000 円
- 補助金額
- 49,965,000 円
- 完成年月
- 令和7年1月(2025年1月)
- 事業期間
- 令和6年10月~令和7年1月(2025年1月)
施設の概要
- (名称)
- 東部周遊拠点施設(道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」)
- (建物の種類)
-
観光交流施設(道の駅等)
- (防災上の位置づけ・機能)
-
避難施設
- (所在地)
- 沖縄県国頭郡国頭村字安波1089-7




担当窓口
国頭村サステナブル・ビレッジ推進協議会 事務局(国頭村役場 商工観光課)
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